米国スターバックスが4代目ロゴを発表

スタバ 5代目 ロゴ

(激汗。。。米国スターバック社サイトの写真)本当はこういうことしちゃいけないんだけどね。。。

ロゴに関するアンケートを以下で受け付けています。
「新しいスタバのロゴをどう思いますか?」
http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=56599

4代目となるスタバの新しいロゴマークが発表になりました。ながらく3代目の黒いセイレンを緑のSTARBUCKS COFFEEの緑丸で取り囲むデザインは重厚感があったのですが、今回のロゴは黒色が取り払われてセイレンのみを強調したすっきりとしたデザイン。STARBUCKS COFFEEという文字さえ消えました。しかし、一目でスタバであることは明らか。

そしてかつてはregisterであったロゴが、今回はTM trade markに変わったんです。会社にとってロゴを変えるのは一大事なんです。費用も掛るし、社運も変わると言って過言でないでしょう。中には経営の進路を変える上で重要な通過点という見方もできます。私が以前勤めていた中企業もそういう時代がありました。社内の仕組みを変え、社名を変え、そしてロゴも変えた。ロゴを変えるだけで数億単位のお金が動いたと聞いてます。スタバの場合、そんな額では済みません。今まで作ってきたコーヒーやパンフレット、ポスターなどロゴが付いたものすべてを変えることになります。もちろん看板や駐車場の案内表示などありとあらゆるロゴが変わることになります。膨大な経費をかけてロゴを変更するのです。ロゴの変更って、実は会社にとって一大事なんですよね。

私個人は今までの3代目のロゴが重すぎる印象だったので、今回の4代目ロゴの印象は非常に良いなと一目惚れの域です。早くロゴタンブラーやロゴマグカップがほしいです。出たらアメリカに買いに行きたいなと思うほど興奮状態のスタバ太郎。どんなアイテムが出てくるのか今から楽しみでなりません。ただ、緑だけとなるとそれにマッチする色ってかなり限られるなと思ってます。タンブラーなどの商品にこのロゴを入れるとなると使える色は限られます。ロゴの周りを白で抜けば多くの色とコーディネートできますが、緑だけではきついかも。

私の好意的な印象とは裏腹に、アメリカのスターバックスサイトのロゴに関するユーザーからの反応を見ると否定的な見解が多いですね。中にはスターバックスコーヒーの文字をロゴから取り除くってロゴとしてどうなの?とか。。。

基本的にSTARBUCKS COFFEE という文字が今までスターバックスロゴの一部を形成してきたわけですが、その文字がなきゃいけないというコメントはあまり賛成できないです。スターバックスコーヒーを無くすことには大きな意味があります。商品をいろいろなところで販売すると言っているし、おそらくコーヒー以外の商品にも今後力を注ぐのでしょう。その時にむしろコーヒーという文字を強調する必要はないんでしょうね。今後、サイレンがスタバという認識がきちんとユーザーに知れ渡るのも時間の問題。緑のサイレンで良かったなと私は思ってます。今までの黒いサイレン、どことなく怖かったから。暗いイメージを持ってみてたスタバ太郎でした。


1997年のロゴタンブラー。私にはこのタンブラーが3代目のロゴとして定着してました。タンブラーの一部としてみるとすごくインパクトあるんですが、強すぎる印象がどうしても拭い去れません。

(ウォール・ストリート・ジャーナルの記事)
コーヒーチェーン大手の米スターバックスは5日、新たなロゴを発表した。40周年記念の準備を進める同社は、スーパーなどで販売する商品の比重拡大に力を入れている。

バリスタ(コーヒーを入れる職人)とのネット会議で発表されたロゴは従来のものよりシンプルで、「STARBUCKS COFFEE」と書かれた緑の輪はない。また、描かれている人魚が大きくなる。

新しいロゴは、自社店舗のほかスーパーその他の販路での販売に力を入れる新たな戦略を反映している。

ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は「当社はこれまでも今後も常にコーヒーショップだが、コーヒーが入っていない自社ブランド商品も扱うようになる」と述べた。さらに、コーヒー以外の商品もコーヒーと同じ基準を守ると強調。「スターバックスの品質を薄めるようなものには当社の名前をつけない」と言明した。

スターバックス ロゴスタバ ロゴ

(スターバックスUSAサイトより引用)
Bringing the Siren to Life

January 05, 2011
Posted by Mike P., senior creative manager
When we first heard about the possibility of modifying the Starbucks brand identity, our minds went wild with the possibilities. This was the project of a lifetime. The designers here at Starbucks have such a love for this brand – it’s what drives our creativity.

From the start, we wanted to recognize and honor the important equities of the iconic Starbucks logo. So we broke down the four main parts of the mark – color, shape, typeface and the Siren. After hundreds of explorations, we found the answer in simplicity. Removing the words from the mark, bringing in the green, and taking the Siren out of her ring. For forty years she’s represented coffee, and now she is the star.

The details came next. The 20-year old logo was built in the early days of AutoTrace and it showed – points everywhere. We improved composition, brought in more sophisticated stroke width and spacing and a smoother line flow. When it came to her – the Siren – we enhanced her form in subtle ways, smoothing her hair, refining her facial features, weighting the scales on her tail to bring the focus to her face. We enlisted the branding firm of Lippincott to help with these refinements, and give us a better global perspective on the entire identity system.

The result is an evolved logo that celebrates the Siren in a much bolder way – it’s more expressive and energetic and still uses the same vibrant green circle that is so well recognized by our customers around the world.

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Notice: This work is licensed under a BY-NC-SA. Permalink: 米国スターバックスが4代目ロゴを発表

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