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被ばくを伴う仕事

今やこの日本でストロンチウム・線量・シーベルトなどの言葉を聞いたことがない人はもはやいなくなったのではないでしょうか?今まで私が被ばくを伴う仕事をしている話を知人や友人にするとまずは「危なくないんですか?」なんて、危険いっぱいの印象で接することが多い。

でもそれが今や現在、東北・関東に日常的な被ばくをもたらしていると思うと非常に不思議な思いがする。私は管理区域と呼ばれる通常とは異なる放射線を扱うエリアで仕事してますが、そこは出入りから放射線を扱う仕事全般で、内外被ばくや汚染に関して管理された環境で放射線というものとつきあっている。

線量計というデジタルで数値化できる簡易モニタリングやフィルムバッジやガラス線量計など月1回に結果がでるもので被ばく量を管理している。区域から出る際、汚染検査をきちんとして出てくる。外に放射能を持ち出すわけにはいかないからだ。

当然、人が被ばくしても大丈夫という数値内(国が定めた基準)に収めて仕事している。被ばくは極力さけねばならない。というのも放射線は浴びれれば浴びるほど、ガンなどの発症確率が上がるからだ。しかも時間が経過してから出る。被ばくは、時間・距離・遮蔽という3つの要素で避けるもしくは被ばく量を下げることができる。

仕事をする上でこの3つの要素は十分理解した上で、頭で分かるだけでなく、体が反応しなければならない。

では福島原発で起きている事故が一般市民に被ばくを及ぼしている今を考えて見ると。。。正直恐ろしい。何しろ、明言は避けるけど、管理区域に設定しなければならない場所をそうしていない。東電の原発のみならず、広範囲を管理しなければならないのだ。当然、管理するということは、そこに出入りする人の被ばくをモニタし・出入りで汚染検査をして最低限外部汚染してないことを確認してからでないと、その区域から出られないのだ。

しかも今回問題になっているのは、内部被ばくもある。その場合原発ではホールボディーカウンターという測定装置でチェックしている。

では今はどうなっているのだろうか?おそらく、東電の施設区域までを管理区域としてそれ以外は対象外なのかもしれない。外部被ばくに関しては避難所などの公民館で確認している模様が出てましたね。管理区域はもっと広範囲にしなければならないんだけどね。でもそこまでできないのかも・・・。あまりに対象者が多く、経費が出せないのかも?まさか、一時管理区域立ち入りと見なすのだろうか。。。良く分からんけど、文科省はかなりずさんだな。

東京電力社員が交代で緊急被ばくをしながらの必死の作業をしているけど、私自身が一生掛けても浴びないような数値を1日で超えてしまう。おそらく私が人生を10回やり直してもまだ足りない。

一般市民は当然ながら被ばくを避けるために遠くに逃げる・そして家の中に籠もって放射性物質から身を守れしか言われない。アメリカ政府は日本からの撤退や80km圏内からの避難の呼びかけ。日本政府と温度差がありすぎる。

日本政府がもし同じような命令を下したら、日本はたちまちパニック。先はない。被ばく難民なんて言葉さえ出そうな勢いになってしまう。国の維持すらできない事態になってしまう。そこは冷静に!食料を買いまくるな!と言い続ける。でも実際、再臨界の危機が報じられる中でも政府はそれ以上、危険を示すような発言はできないようだ。したくないのだろう。アメリカのスリーマイル島事故の関係者が今回の事故をチェルノブイリとスリーマイルの間くらいの危機的状況というのに際し、東電はスリーマイルよりもずっと低いと自己判断している。

今は長野にいるので、生活の中での被ばくなど意識することはないけど、もし関東や東北にいたら意識してしまうと思う。特に茨城県以北。正直、管理区域でもない場所で被ばくするなんて、想像も絶します。直ちに健康に害が及ばないから心配はないと必死に政府は語り続けるけど、もしそれが職業で管理区域で被ばくするなら数値がある以上管理しなければならないんです。

今、それがなされぬまま日本国民の一部がその管理区域ではない地域で生活している。考えるだけで人ごとではないのです。

ちなみに今日も仕事で被ばくしてきました。でも数値は言わないですけど。。。

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マインドマップを用いた業務マニュアルの構造検討

スタバ太郎 マインドマップ

トニーブザン氏が提唱したマインドマップは今やビジネスの世界だけでなく、教育現場や生活の中でいろいろと利用されてきています。日常業務の中でマインドマップを利用して構造をまとめています。最近、ようやく社内のマニュアルを業務として全体を作成して良いという許可がでました。今までも作成していたのは確かなんですが、上層部の許可が出ていませんでした。

しかし、業務内容の明文化なしに引き継ぎはおろか、社内の技術を全体統一できないという大きな弊害が出てきます。今までどうやってやってきたのか考えるだけで恐ろしいですけどね。

今は、構造をまとめてマニュアルを一気に作成する準備です。といっても既に出来ているものもあって、新たに追加することなども含めて短期・中期・長期的な時間軸を加味した資料を作成してる段階。しかし、マインドマップの欠点は何と言っても時間軸を表現できないことなんですね。

それとマインドマップを4階層以上に広げて行くと、構造の中に項目が埋もれてしまう可能性があります。そこで今回購入したiMindmapはチャイルドマップを作成できるので多階層を途中で区切ることができわけです。しかし、構造の中にできた項目同士を関連付けるには不向きなんですよね。

ってことで、水を得た魚の如く仕事に向かうスタバ太郎です。

iMindmapはこちらで購入しました。こちら。現在春のキャンペーン中

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