計画停電の狙い

今日からいきなり東京電力が関東地方の一都八県に対して計画停電を実施する。福島の原発などが操業を停止、電力供給が7割程度に落ち込んでいるのをうけて、先の地域を5つのグループに分けて時間差で電力を停止させるというもの。

いきなりの政府の決定に明日からの生活は大混乱を引き起こすのは必至の情勢。明日から会社のところがほとんどでいきなりそのような状態になっていれば、会社操業など不可能の状態。病院での生命維持活動、金融機関、輸送業、信号、ネットなど医療や経済活動などあらゆる場面で電気がなくなる。しかも突然。

この狙いの背景にはおそらく市民を電気のない状況を一気に体感させて、節電に向けた思考を強いる目的があるのだと思われる。節電しなさいと言ったところで聞くはずなどない。東電は夏場の電力供給不足をなんども訴えているが、そんなの聞くはずもない。供給が3割も落ち込んでいるのだから。。。

それが嫌なら節電しなさい。。。かな。

一種の賭けでしょう。経済は混乱し、日本をさらに窮地に追い込む可能性が十分に高い。しかも医療現場では生命維持ができないなどの状況がうまれる。信号が使えず、車は渋滞。出勤できないなどの問題も起きえる。

それだけ電力供給が大きな問題を抱えているんでしょうね。西日本電力を東に回せないのなら、周波数変換施設を特需でじゃんじゃん作ってほしいんだけど。

東日本の経済活動が今ストップしたら、日本国の自殺行為そのもの。それが4月の終わりまで続けるなんて不可能でしょう。その背景で何をするのか具体的な理由も蓮舫氏から話がない。もちろん枝野官房長官からも。国民がそれで果たして納得などするはずがない。「お願いします」と言われたところで、国民や企業は危機的状況をあっという間に迎えてしまう。残念ながら1ヶ月以内に倒産する会社、個人破産する国民は非常に多いでしょうね。未来も示せない。今の危機的な状況をどう打破するかも示せない。当然、円高はさらに進行して、ガソリン供給や物資不足が加速の一途。

ちょうど個人や個人企業はまさに明日の確定申告提出期限。これで市県民税すら入らない地方自治体は喘ぐでしょうね。町や県にお金がないという状況は東日本でたくさん出てしまい、市町村合併の後遺症にさらに追い打ちを掛けてしまう。政党の破綻が先ですか?日本の破綻が先ですか?そういう状況が生まれます。

何をしようと考えているのか、日本政府が考えをきちんと説明しなければ、確実に民主党の手で国家を潰されてしまう。地震の影響で民主党の存続が伸びてしまった。民主が潰れる前に日本が潰れる。そう感じた今日の計画停電実施の発表でした。最悪シナリオが続きません様に。日本を混乱させないでください。スタバ太郎の切なる願い。

とりあえず、

周波数変換施設の増設
家庭ブレーカーの低量化
商業施設の電気使用量の低減

かな。。。

それよりも3時間も冷蔵庫が止まったら、電力復旧の際にさらにフルパワーで動いてしまうんだけど。。。本当に大丈夫なのかな?

設定温度を下げる。。。電力使用量をネットやテレビで公開して、少しでも国民の協力をえられる様に示すなど、積極的に節電の取り組みを促した方がよいかも。各家庭での使用量を明確にデジタル表示するデバイスを取り付けられないかな?

計画停電するよりもずっとましだけど。。。

まあ、経済混乱したしっぺ返しは国が考えてる以上に大きいですよ。明日からの大混乱を見守るしかできないです。とりあえず、電力供給のない会社運営を考えてみよう。危機管理を養うチャンスです。

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